富士スピードウェイが開業した1966年、初年度に新人を対象とした「富士ホリデーレース」が開催された。 翌’67年に「富士チャンピオンレース」と改称され、毎月開催されるシリーズ戦が始まった。 ’69年には形を変えて別のシリーズとなったが、翌’70年からは「富士フレッシュマンレース」となる。 この頃から年間6~7戦の開催となり、新人ドライバーの登竜門のレースとなった。 デビューレースが富士フレッシュマンというドライバーは数多く、土屋圭市、飯田章、織戸学、近藤真彦などがデビューしたレースだ。
‘98年から名称が「富士チャンピオンレース」に戻り、その後サーキットのリニューアル工事の為一時休止したが、リニューアルオープンと同時に再開して現在に至る。 現在は新人ドライバーばかりでなく、10年以上出場し続けているアマチュアドライバーが増えている。 また、フレッシュマンレース時代から参加し続けているベテランのアマチュアドライバーも健在だ。
富士チャンピオンレースは、グラスルーツ(草)レースとして身近で親しみやすいレースを開催します。
各レースタイトルにリンクが付いているものは併催レースです。 レースの詳細はリンク先の各プロモーター ウェブサイトをご覧下さい。
旧型から現行型までのロードスターが同じレースで混走するワンメイクレース。 NA、NB型はそれぞれ1600ccと1800ccのクラスに分けて競われ、NC、ND型は排気量別クラスに加え、ノーマルに近いチャレンジクラスと改造範囲が広いオープンクラスに分けられる。車両は一般公道走行が可能なナンバー付のみ。
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2020年に終了した、TOYOTA GAZOO Racing Netz Cup Vitz Raceシリーズの車両で行うワンメイクレース。参加資格車両は、トヨタ・ヴィッツ「RS-Racing」(車両型式:NCP131VPNTMV)と、「Vitz GR SPORT “Racing Package”」(車両型式NCP131-VPNYTMV/NCP131-VPNTXV)。
一般公道走行が可能なデミオ(車両型式:DE5FS、DJ5FS、DJFLS)。 タイヤはダンロップのワンメイク。
Audi A1 をベースに N1 規定に準じて製作された車両のレース。
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GR86(ZN8)、トヨタ86(ZN6)とスバルBRZ(ZC6)のJAF N1車両規定によるレース。
TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceで使用されていた、86(ZN6)とBRZ(ZC6)車両で競われるJAF公認ナンバー付車両によるワンメイクレース。参加車両は、TOYOTA 86 「86 RACING」(車両型式: ZN6-VPNT8*)と、SUBARU BRZ 「RA Racing」(車両型式: ZC6*288)。
シルビアはSR20DEまたはSR20DETエンジンを搭載したS13~S15型車両、アルテッツァは3S-GEエンジンを搭載した車両をベースに、JAF N1車両規定で行われる。
1600CCのレシプロエンジンで、キャブレター仕様が義務付けられる。スリックタイヤが使用可能。
SW20型のNA車両で行われるレース。
JAF登録のAE86型レビン/トレノで行われるレース。
マツダロードスター (NA6、ND5型)をベースにしたJAF N1車両規定のレーシングカーで、一般公道の走行は不可。
1500cc の2代目ヴィッツ(車両型式: NCP91)とデミオ(車両型式: DE5FS)のN1規定車両によるレース
660~1000cc の NA レシプロエンジン搭載車両。 主な参加車両は初代ヴィッツ(車両型式: SCP10)
AE111型レビン/トレノで行われるレース。
1,000~1,400ccのNAレシプロエンジン搭載車両。 主な参加車両はスターレット(車両型式: E-EP82)。
ウエストレーシングカーズ製ボディにVitz用のエンジンとトランスミッションを搭載した、本格的なレーシングカーで行われるレース。
日本レース界のレジェンド、関谷正徳によって2013年に立ち上げられたシリーズ。 レースは、以下の3カテゴリーの混走で行われ、プロフェッショナル クラスとジェントルマン クラスで車両を共有してそれぞれ競う。
インタープロト
インタープロトシリーズのメイン競技に使用される車両「kuruma」は、カーボンモノコックとパイプフレームによるハイブリッド構造の専用設計シャシーに、トヨタ製3,950cc/V6エンジンを搭載した国産レーシングカーで、複雑な電子制御や空力を搭載せず、ドライバーの繊細なマシンコントロールで勝敗が決まる。 インタープロトシリーズでは、「Kuruma」以外に以下の2クラスの車両が混走して行われる。
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レクサスIS Fのサーキット専用仕様CCS-R (サーキットクラブスポーツ・レーサー)で行われるレース。 レクサススポーツの血統を継承するIS-F (V8 5Lエンジン、8AT)をベースに、安全装備や冷却系を強化したほか、VDIM(総合姿勢安定制御システム)にもチューニングを施したレーシング装備をしながら、カーボンパーツ等で300キロものボディーの軽量化を実現。 サーキット走行によりふさわしいボディーで、レーシングドライビングの醍醐味を味わうことができる。 その実力は、ニュルブルクリンク24時間耐久レースでも証明済み。
TOYOTA GAZOO Racingヨーロッパ開発のGT4クラス用公認車両、「GR Supra GT4」で行われるレース。
エンジンは3L直列6気筒ターボエンジンで320kW(430hp)(*)までチューンナップされ、7速AT(パドルシフト)と機械式LSDを介した後輪駆動。 ブレーキはフロント6ポット、リヤ4ポットのレース用キャリパーを装着。(注* … レースにより性能調整あり)
CCS-R、Supraレースともインタープロトと同様に、プロクラスとジェントルマンクラスで同じ車両を使ってレースが行われる。
プロレーサーを目指す女性にスポットを当て、2017年よりスタートした世界初、参加資格女性のみのワンメイクレースシリーズ。 女性レーサーの登竜門レースとして、これまでに小山美姫、三浦愛など国内外のレースでも活躍するドライバーを排出している。
使用車両はFCR-VITAと同じ、ウェストレーシングカーズ社製レーシングカー「VITA-01」。
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Formula Beat地方選手権シリーズは、1993年に誕生し、20有余年の歴史を誇る日本独自のレース。
2,000ccまでの多様なエンジンを搭載し、近年のレース車両のワンメイク化に対してセッティングの自由度が高く、チーム独自のマシンメイクが可能となっている。
ドライバー、メカニック、エンジニアの総合力で戦闘力を高めて戦う、モータースポーツ本来の姿を見ることができる。
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スーパーFJは、1980年にスタートしたFJ1600の後継カテゴリーとして、2007年より多くの国内主要サーキットで開催されている。
FJ1600には無かったウイングがついたことにより、初歩的な空力を学べると共に安全性が向上した。
日本のフォーミュラカーの入門カテゴリーとして、F4やF3へステップアップしていく手段となっている。
エンジンは約120馬力を発生するホンダ製L15Aエンジン、ミッションは戸田レーシング製5速ミッションを搭載し、最低重量はドライバーを含め495㎏と定められている。
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ナンバー付の86/BRZによるレース。「チューニングカー」をコンセプトに、車両の改造度合やドライバーの技量に応じて4つのクラスに分けられる。 このレースは、FCR-86BRZ クラスの車両との混走で行われる。
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TOYOTA GAZOO Racing Yaris Cupは、2000年から21年間開催されたVitz Raceの歴史を引き継ぎ、2021年から始まったナンバー付車両によるJAF公認の参加型ワンメイクレースである。 Vitz Raceと同様、CVTクラスとMT中心の総合クラスで行われ、2022シーズンは全国を東西2つのシリーズに分け、全国6か所のサーキットを舞台に各5戦が開催され、最後に富士スピードウェイで特別戦が開催される。
2021年まで開催されたTGR 86/BRZ Raceを引き継ぐレースで、新型GR86とSUBARU BRZ (型式:ZN8 / ZD8)を使ったワンメイクレース。 参加車両は、「GR86 Cup Car Basic」および「SUBARU BRZ Cup Car Basic」で、全国のトヨタ販売店およびスバル販売店で発売中。 シリーズは、“プロフェッショナルシリーズ”と、“クラブマンシリーズ”の2シリーズ制を継承し、“プロフェッショナルシリーズ”には、SUPER GTに現役で参戦するトップドライバーも多数参加中。 “クラブマンシリーズ”にはプロフェッショナル認定ドライバーは参加できず、ジェントルマンドライバーを含むアマチュアドライバーのみで腕を競い合う。 新型でも性能差の少ないワンメイクレースならではの接戦が繰り広げられる。
ポルシェのモータースポーツ部門が2019年からスタートした新しいレースシリーズ。 世界14ヵ国で開催されたポルシェモータースポーツ公認のレースシリーズのひとつとして開催されているGT3カップチャレンジシリーズの流れを汲む。
世界最速のワンメイクレースと称され、確固たる地位を築き上げたカレラカップ・シリーズのステップアップカテゴリーとして各国で人気を集め、現在は世界8ヵ国で開催されている。 過去にポルシェ・カレラカップでレースに参戦した911車両が参戦可能なレースで、ジェントルマン・レーサーが主に参加している。
今シーズンも911 GT3カップカーが参加するGT3クラスと、ケイマン・クラブスポーツが参加するGT4クラスの2カテゴリーで競われる。
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ロータス カップ ジャパン(Lotus Cup Japan)は、ロータスが発売する『エキシージ』や『エリーゼ』といったナンバー付の市販車を使った国内で開催されるレースシリーズ。 車両の改造は基本的に認められず、市販されている状態の車両にロールケージや5点式シートベルトなどの安全装備、サーキットを走行するために必要となる牽引フックを取り付けただけの車両で争われる。
レースは車種・性能別に、Class 1 〜 Class 3までの3クラスで行われる。
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Honda の軽自動車「 N-ONE 」によるナンバー付きワンメイクレース。今最も気軽に参加できるレースとして人気を博している。 ナンバー付公道走行用車両で行われるため、富士のストレートでの最高速はリミッターに達してしまうが、スリップストリームを使った白熱したバトルが楽しめる。
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日本唯一の”BMW Group Japan”のオフィシャルレース「M2 CS Racing Series」と英国生まれのNew MINIだけのワンメイクレース「MINI CHALLENGE JAPAN」が共催する、スタイリッシュでスポーツラグジュアリーな大会として開催されるシリーズ。
M2 CS RACING Series
ピュア・レーシングカーの伝統を受け継いだ圧倒的なパフォーマンスを実現する”M2 CS Racing”により競われるシリーズ。
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MINI CHALLENGE JAPAN
英国で40台以上が参戦する人気シリーズ「MINI CHALLENGE」の日本シリーズ。
MINIファン同士での盛んな交流、MINI正規ディーラーの顧客サービスや新人メカニックの育成の場として、ジェントルマン・レーサーや若手ドライバーが参加する本格的なモータースポーツへの新しい扉として、これまでになかった「エンターテイメント・カーレース・シリーズ」として開催される。
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スーパーカートレースは、富士スピードウェイを始めとする国際サーキットを舞台にして本格的な走行が楽しめるカートレースのカテゴリー。
趣味で楽しむアマチュアドライバーから、プロドライバーの練習に至るまでSK1 ~ SK4クラスの4クラスで争われ、非常に幅広く楽しまれている。
その中でも SK4クラスはクラッチ付のシーケーシャル6速トランスミッション(ヤマハ製WR250)を装備したワンメイクエンジンのレース。
レースは、フォーミュラレース同様のグリッドスタートによるレースが展開されるため、本格的な4輪レースの醍醐味が楽しめる。
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量産電気自動車(EV)によって争われるレースだが、最新の燃料電池車やレンジエクステンダー車両の他に、量産車を改造したオリジナル車両の参戦もあり、バラエティに富んだレースとなっている。
昨年はテスラモデルS、日産LEAF、ノート e-Power、トヨタ MIRAIに加え、86にモーターを換装した車両が出走して話題を集めた。
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AIM Legend’s Club Cupは、モータースポーツ界で幾多の歴戦を繰り広げてきた名ドライバー同士のバトルが再燃する、ファン垂涎のエキシビジョンレース。
レース車両は、KYOJO CUPやFCR-VITAレースと同じウェストレーシングカーズ製のVITA‐01を使用。 昨年の大会では、元F1ドライバーの片山右京選手が初参戦で優勝、合計17台による熱戦が繰り広げられた。 今年のエントリ―リストも既に発表されている。
■ エントリーリスト (18名)
岡本 安弘 / 関谷 正徳 / 長谷見 昌弘 / 片桐 昌夫 / 多賀 弘明 / 福山 英朗 / 片山 右京 / 寺田 陽次郎 / 藤井 修二 / 鈴木 利男 / 戸谷 千代三 / 見崎 清志 / 桑島 正美 / 中谷 明彦 / 柳田 春人 / 佐々木 秀六 / 長坂 尚樹 / 鮒子田 寛
このレースの詳細はこちらをご覧下さい。
富士スピードウェイ株式会社 モータースポーツ部レース運営G
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